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10月も終盤を迎え、季節の移ろいを肌で感じるようになりました。朝晩の空気がひんやりとし、今年も残りわずかだと実感します。
今回の勉強会では、「年末調整」をテーマとして、税制改正に伴う変更点から実務上の注意点まで幅広く取り上げました。


年に一度の作業であり、忘れがちなポイントも多いため、まずは年末調整の目的や手続きの流れをおさらいしました。その後、今年の変更点に関連する研修動画の視聴をし、労務担当社員からは間違いやすいポイントや源泉徴収票・源泉徴収簿の変更箇所について説明がありました。
最後に、実際に配布する年末調整書類を確認しながら、各申告書の記載方法についても確認しました。

昨年と比べて大きく変わった点は、基礎控除・給与所得控除の見直しにより、合計所得金額に応じで控除額が段階的に変わる仕組みになったことです。該当する場合は控除額の変更に注意が必要です。また、特定親族特別控除が新設されたことで、主に大学生世代（19歳以上23歳未満）の子がいる場合、控除が受けられる子の所得金額の範囲が広がりました。所得金額により控除金額が変わってくるため、子の所得金額を正確に申告することが重要です。

年末調整は毎年の定例業務ですが、今年は改正点が多いため、実務上の注意事項を事前に把握しておくことが、ミスやトラブルの防止につながります。勉強会の資料を繰り返し確認し、万全の準備で年末調整に備えたいと思います。

今回、勉強会後にみんなでいただいたのは、「横濱うお時」さんのお弁当です。
香ばしく焼き上げられた魚や、軽やかな衣の唐揚げ、彩り豊かな副菜に、ふっくらと炊き上げられた白ごはんが、とてもおいしく感じられました。
栄養バランスも良く、心もお腹も満たされました。