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夏の気配が少しずつ感じられるようになり、日中の気温も徐々に上がってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。これから本格的に暑くなる季節ですので、どうぞ体調には十分お気をつけてお過ごしください。私自身も、毎朝の水分補給を意識しながら、夏に向けて体調管理に努めています。そんな中、今月も楽しみにしていた社内勉強会に参加し、実務に役立つ知識をたくさん学ぶことができました。入社1年目の私にとってはまだ馴染みのない内容もありましたが、丁寧な説明と実例により、実務とのつながりを意識しながら学ぶことができました。


労務パートでは、労働保険の年度更新および算定基礎届について学びました。労働保険の年度更新では、賃金計算書の記入方法をおさらいし、対象となる賃金や時期の確定が重要であり、慎重な取り扱いが求められることを実感しました。また、算定基礎届では、途中入社や年4回以上の賞与支給などの通常とは違うケースについて動画を見ながら具体的な対応方法を学び、実際の状況でどのような判断を下せばよいのか、だんだんと見えてきました。

会計パートでは、令和7年度税制改正の主要項目について確認しました。中でも個人所得課税における基礎控除の見直しについては非常に印象に残りました。納税者本人や家族の生活状況に応じた控除額の適用がより明確になり、今後クライアントへ説明する際の重要なポイントになると感じました。また、法人課税に関しては、中小企業への影響を中心とした改正点に注目しました。具体的には、軽減税率の特例の見直しや、経営強化税制の拡充などがあり、これらの改正内容をしっかり把握することで、クライアントにとって「何に気をつけるべきか」「どの制度を活用できるか」といった、実践的でタイムリーなアドバイスができるようになると感じました。

勉強会の後には、恒例の懇親ランチもありました。今回は、中華料理のお弁当でした。お店は中国人の方が経営されており、日本人の味覚に合わせて丁寧に味付けされているのが特徴です。私の「鶏の黒酢弁当」は、香ばしい鶏肉にコクのある黒酢ソースが絡み、とても美味しく、暑さで食欲が落ちがちなこの季節にもぴったりの一品でした。

今年最初の勉強会でした。新しい一年の始まりにふさわしく、今回も実務に直結する内容を学ぶことができ、とても有意義な時間となりました。